かしこい人
「かしこさ」とは何か。
勉強ができることか。人間関係において上手く立ち回れることか。
わたしが思うかしこさとは、「広く深い知識と教養を有効に使えること」です。
海のように深い知識を持っていて、その組み合わせ方を知っている。根拠に基づいて論理的に、芯のある意見を考えられる。そんな感じですかね。
勉強は蓄積なんじゃなかろうか。
私にとって新しい知識を得たり、知らなかったことを学んだりする目的は、自分が さらに上の集団の中で求められる人間 である前提として持つべき深い教養を身に付けることなのです。
それがいつも専門的な知識である必要はないけれど、物事を考える材料として備わってくれる情報でないといけないのです。
たまに、知的欲求みたいなものがむくむくすることがあります。日本にはなぜ「国教」がないんだろう。とか。最近気になります。
そういう欲に忠実になることが、教養として学ぶ、ということなのではないかな。興味ないカモな講義取るんじゃなくてね。
「世界地図を描ける人間になれよ」と、中学の校長先生が言っていました。
ぐさっと来ました。私の現在の座右の銘です。
形を覚えたから描けるんではなくて。私に備わった一つ一つの国に関する情報が深ければ、自然と描けてしまうような。
そんな「かしこい人」になる。
なんて、後付けの理由をモチベーションにしたりなんかして。
私もどうにかこうにか、大学生しています。