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普通の女子大生が日々おもうことをつらつら書いてゆきます

就活の面接で意識したこと。1

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昨日内々定を正式にお受けし、私のシューカツがほんとに終わりました。

ありがたいことに、面接は一社も不合格にならず

色んな会社に嬉しいお返事を頂戴できました。

そんな私の採用面接を振り返って、今まさに面接で悩んでいる方やこれから就活される方に

何かの役に立てたらな、というのが本日のエントリーです。

ただこのブログは就活ブログではなく、思いのままにつらつら書いているものなので

「これをすれば必勝!」みたいなやつじゃないとだけお伝えしておきますね。

 

 

 

面接で自分がうまく話せたと思う理由は

①全く緊張しなかったこと

②普段から常に考え事をしているタイプなので、いわゆる「即レス」ができていたこと

③企業さんいわく「話が論理的で分かりやすかった」

④自分がどう見えるかを意識したこと

こんなところでしょうか。

 

②と③、すなわち「何を聞かれても悩むことなく論理的にスラスラ回答する」こと、

と、明るさが私の強みだったんですが、

これが容易でない(からこそ自分にとって強みになったんだ)という自覚はあります。

 

正直、論理的に話せることと、他人にない素質を見せることは超大事です。

でも私たちは新卒。まっさらさらの、ポテンシャル採用です。

ちょっと論理性に欠けたって、ガクチカが平凡だって、

「この子、口下手だけど地頭は決して悪くないな」

「突出したものはないけど、先輩や取引先に可愛がられそうな子だな」

そう思ってもらえれば大丈夫なんです。

じゃあそのために、どうすればいいのか。

 

ずばり、自然体でいること

ができる準備をしていくことです。

これ、簡単なようで、非常に難しいことです。

その準備とは、

・「いまこの瞬間の自分」の言葉で語れるようにしておくこと

・自分にシューカツ生の皮をかぶせないこと

です。(かなり長いので2エントリーに分けてます、、)

 

自分のやってきたことに自信のない人ほど自分をよく見せようとしますよね。

だから、普段自分が使わない言葉で自分を語ろうとします。

「御社」とか「わたくし」とか言うなっていう話じゃないですよ。

「就活 志望動機」とかでぐぐって、出てきた言葉をぱくってるんですね。

 

たとえ、「そう!まさにそれを言いたかったの!」って共感できる回答をネットで見つけたとしても、

他人が作った回答であることに変わりありません。

その回答があなたの口から出てくるのは不自然です。

じゃあ、自分の言葉で作った回答を暗記していけばいいのか?

それも不自然ですよね。

その回答を作ったあなたは過去のあなたで、もはや今のあなたの言葉じゃないからです。

 

面接は会話です。が、そうは言っても

話す内容を全部書き出さないと受け答えできない、

そんな人もいると思います。

そんな人に言いたいのは、「なんでそれが分かってるのにもっと練習してこないんだ」ってことです。

 

友達で、学歴もやってきたことも平凡だけど着実に就活を進めてる子がいます。

その子は面接で話す内容を、家で壁にむかって話して何度も練習するそうです。

私も以前、5分のプレゼンをやったときに原稿を100回くらい声に出して練習しました。

丸暗記でしたが、何度もやって頭に叩き込むことで

「自分の考え方はこれだ」という揺るがない強い思いが定着して、

プレゼンの場でも、今の自分の本心からの言葉として発表することができました。

どうしてもガクチカとか志望動機を準備していきたいなら

これくらいやってこそです。笑

 

そして、そこまでできたら「自分の考え方のベース」がきちんと頭に入るので、

それを深堀されても一貫性のある答えがでてくるはずです。

たとえ下手くそでも、強い信念があることだけは自信を持って伝えられるはずです。

就活用に用意した「軸」でもいい。それを何回も自分に叩き込んで、

自分の信念にしちゃってください。

 

とはいえ、ここまで書いておいて何ですが

私はやっぱり回答を作って暗記するのはおすすめしません。

よっぽど口下手じゃない限りは、

・ESに書いた内容 

・その会社に対する疑問や興味、最近のニュース 

・強みや自己PRなどで最低限伝えたい「キーワード」と「流れ」

だけ頭に叩き込んで、

「社会見学〜社会人の先輩に思いをぶつけてみようのコーナー〜」

くらいの気持ちでおしゃべりしたいところです。本気で言ってます。はは。

 

長くなってしまったので、続き

「自分にシューカツ生の皮をかぶせないこと」については

またのちほど。